「短期間でサクッと対策できる一冊がほしい!」
そんな方におすすめなのが増進堂の『漢字検定2級 トレーニングノート』です。
『漢字検定2級 トレーニングノート』は、分野別の基礎演習と、実践模擬テストの2ステップで学習が完了。
基礎力を身に付けた後に、実践力もしっかり鍛えられる一冊となっています。
この記事では、『漢字検定2級 トレーニングノート』の基本情報やメリット、向いている人のタイプまで、わかりやすく解説します!
- 『トレーニングノート』の価格や問題数などの基本情報
- 『トレーニングノート』のメリット・デメリット
- 『トレーニングノート』のおすすめな人・合わない人
基本情報
『トレーニングノート』の価格や構成、問題数など、基本的な情報をご紹介します。
出版社や価格など
『トレーニングノート』の出版情報は以下の通りです。
- 編著者:絶対合格プロジェクト
- 発行所: 増進堂
- 価格: 770円(税込)
- サイズ: B5判(厚さ約0.5cm・重さ約230g)
- セット内容: 本体


B5判のノートサイズで、非常に薄い作りです。
構成
『トレーニングノート』は、以下のように構成されています。
- 練習編:分野別演習
- 実践編:実践模擬テスト6回分
- 資料編:配当漢字表



実践模擬テストの回数が多いのが特徴です。
資料は少なめです。
問題数
『トレーニングノート』には、練習編が1,588問、実践編が720問、合計で2,308問が収録されています。
分野別の問題数を見る
大問の番号 | 出題ジャンル | 練習編 | 実践編 | 合計 |
---|---|---|---|---|
第1問 | 読み | 400問 | 180問 | 580問 |
第2問 | 部首 | 234問 | 60問 | 294問 |
第3問 | 熟語の構成 | 192問 | 60問 | 252問 |
第4問 | 四字熟語 | 88問 | 90問 | 178問 |
第5問 | 対義語・類義語 | 120問 | 60問 | 180問 |
第6問 | 同音・同訓異字 | 100問 | 60問 | 160問 |
第7問 | 誤字訂正 | 54問 | 30問 | 84問 |
第8問 | 漢字と送り仮名 | 100問 | 30問 | 130問 |
第9問 | 書き取り | 300問 | 150問 | 450問 |
合計 | なし | 1,588問 | 720問 | 2,308問 |



問題数としては、他の問題集と同程度です。
実践形式の問題が多いのが特徴です。
レイアウト
『トレーニングノート』は、見開き2ページで1つのセクションとする構成です。
問題の下には、書き込みできる解答欄があります。





B5サイズなので解答欄が広くて書き込みしやすいです。
見開きページの左下には、意味や解説を抜粋した「ワンポイント」が掲載されています。





ワンポイントでは、意味のほかにも、間違えやすい問題や学習のコツも紹介されています。
続いて、別冊解答を見てみましょう。
別冊解答は、6段構成で、シンプルな印刷が特徴です。
\ 別冊解答は以下のとおり /





解答の意味の解説が少なめです。
メリット
『トレーニングノート』の3つの大きなメリットを紹介します。
- 段階的な学習が可能
- 模擬テストが充実
- スピーディーな学習が可能
段階的な学習が可能
『トレーニングノート』は、分野別演習から実践模擬テストへと、段階的に学習を進められる構成になっています。
まず分野ごとの問題演習で基礎力を固め、その後、実践模擬テストで総合力を確認できる流れです。
段階を踏んで取り組めるため、無理なく着実に力を伸ばすことができます。



まずは分野ごとの演習で基礎力を養いましょう!
模擬テストが充実
『トレーニングノート』には、6回分の模擬テストが収録されています。
他の問題集では1〜3回分しか収録されていないことが多いため、6回分というのは非常に充実した量です。
6回分の模擬テストを解くことで、出題パターンが自然と頭に入り、本番での時間配分の感覚も身につきます。
『トレーニングノート』の充実した模擬テストを活用することで、着実に合格へと近づくことができます。
\ 実践模擬テストは以下のような感じです /





模擬テストは、時間を測って解くのがおすすめです!
スピーディーな学習が可能
『トレーニングノート』は、問題集に直接書き込み、別冊解答で丸つけができます。
書き込みスペースは広く、ストレスなく解答を書き込めます。
また、問題を解き終わったあとは、別冊解答でサッと丸つけが可能。解答ページを探したりする手間がありません。
このように、すぐに取りかかれる工夫が満載なので、短時間でも効率よく学習を進めることができます。





余白に調べた意味や気づいたことをメモすると、復習にも便利です。
デメリット
『トレーニングノート』は、サッと学べる優れた問題集ですが、使い方に工夫が必要なポイントもいくつかあります。
- 赤シートは対応していない
赤シートは対応していない
『トレーニングノート』は、赤シートには対応していません。
そのため、通学中やスキマ時間など、サッと問題を解いて確認したい場面では少し不便に感じることもあります。
家で問題をじっくり解き、移動時間は復習にあてるなど、シーンに応じた使い方をすることで、効率よく学習を進めることができます。



「家では解く」「移動中は見返す」とメリハリをつけると、学習効率がぐんとアップします!
意味の解説が少なめ
『トレーニングノート』では、意味の解説は少なめです。
「ワンポイント」に意味を掲載している語句もありますが、あくまで一部のみです。


そのため、「この言葉はどういう意味だろう?」と感じたときは、辞書やインターネットで調べる姿勢が必要になります。
もし、「意味を調べるのが面倒…」という方は、意味が多く掲載されている問題集を選ぶのが良いです。



意味を調べるのは面倒ですが、自分で調べることで記憶が定着しやすいです。
資料が少ない
『トレーニングノート』に掲載されている資料は、「漢字配当表」のみです。
四字熟語や部首などを資料を使って確認したいという方は、少し物足りなく感じるかもしれません。
もし資料が充実している参考書が必要な場合は、別の教材を併用するのもひとつの方法です。



資料が少なくシンプルな作りが特徴です。
必要に応じて、自分に合った問題集をプラスしましょう。
おすすめな人・合わない人
『トレーニングノート』がどんな人に向いているか、またどんな人には合わない可能性があるかをご紹介します。
こんな人におすすめ!
以下のような方には、『トレーニングノート』の活用が特におすすめです。
- 実践演習をしっかりしたい方
-
実践模擬テストが6回分と充実しています。
- 書き込み式でサクサク解きたい方
-
書き込み式なのですぐに取りかかれます。



「短期間で効率よく得点を伸ばしたい!」方にとって、心強い味方になりますよ!
こんな人には不向きかも…
一方で、以下のような方には、『トレーニングノート』がやや使いづらく感じられるかもしれません。
- 赤シートでサッと学習したい方
-
赤シート対応ではないため、手軽な暗記には少し不向きです。
- 語句の意味まで学びたい方
-
意味の解説は一部に限られています。
- 豊富な資料が欲しい方
-
資料は漢字配当表のみです。



学習スタイルに合った問題集を選ぶのが合格のコツです!


まとめ|『トレーニングノート』は確実に実力を伸ばしたい方に最適な1冊
この記事では、『トレーニングノート』について詳しく解説しました。
『トレーニングノート』は、分野別演習と実践模擬テストという2ステップを通して、着実に実力を伸ばせる問題集です。
基礎力をしっかり固めたうえで、本番形式の演習を重ねられる構成になっているため、自然と得点力が身につきます。
一方で、赤シート非対応や意味の解説が少なめという点がデメリットに感じる方もいるでしょう。
- 分野別演習→模擬テストの2ステップで着実に実力アップ
- 模擬テストが6回分と充実している
- B5サイズ&広い書き込みスペースでストレスなく学習できる
- 赤シートには非対応
- 意味の解説は一部のみ。辞書等で調べる姿勢が大事。
「一歩ずつ確実に、でも効率よく合格を目指したい!」
そんなあなたにこそ、『トレーニングノート』はぴったりの一冊です。
『トレーニングノート』を活用して、漢字検定2級の合格をつかみ取りましょう!

