漢字検定は、子どもだけでなく大人にとっても「学び直し」や「語彙力アップ」に役立つ資格。
最近では、親子で一緒に受験する家庭も増えており、家庭学習のきっかけづくりとして注目されています。
とはいえ、「親子で受ける意味ってあるの?」「勉強についていけるか不安…」と感じている方も多いはず。
この記事では、親子で漢字検定に挑戦することのメリットや、家庭で楽しく取り組む方法・おすすめの級の選び方まで、具体的に解説します。
親子で漢字検定に挑戦することで得られる3つのメリット

親子で一緒に漢字検定に挑戦することは、単なる学習にとどまりません。
家庭内の絆を深めながら、子どもの学習習慣づけや、親自身の学び直しにもつながるなど、多くのメリットがあります。
ここでは、特に大きな3つのメリットを紹介します。
共通の目標ができるから、親子でやる気が続く
「漢字検定の合格」を共通の目標にすることで、親子で励まし合いながら学習を継続しやすくなります。
親が机に向かう姿を見せるだけでも、子どもには大きな刺激になりますし、「今日の練習どうだった?」といった何気ない声かけが、子どものモチベーションアップにもつながります。
漢字ドラゴン「一緒にがんばる」空気が自然に生まれるのが、親子受検ならではの魅力です。
会話が増えて、合格体験も家族の思い出に
「最近、子どもと話す機会が減ってきた…」と感じる家庭でも、漢字検定へのチャレンジが会話のきっかけになります。
たとえば、クイズ形式で問題を出し合ったり、勉強の進み具合を報告し合ったりと、コミュニケーションが自然に増えるのが特徴です。
さらに、合格の喜びを親子で共有できるのも大きな魅力。
「家族受検表彰制度」を活用すれば、記念の表彰状ももらえて、素敵な思い出になります。



「家族受検表彰制度」については、後ほど解説します。
子どもの学習習慣が身につき、親の学び直しにも
子どもが毎日コツコツと勉強する学習習慣を身につけるきっかけにもなります。
また、親にとっても「忘れていた漢字を思い出す」「部首や読みの意味を調べて発見する」など、学び直しの機会になります。
親が楽しみながら勉強する姿を見せることで、子どもも自然と「勉強は楽しい」と感じるようになり、前向きに取り組む姿勢が育ちます。
なぜ親子受検に“漢字検定”が向いているのか?


親子で受けられる検定はいくつかありますが、特に漢字検定(漢検)が親子受検に適している理由は大きく3つあります。
漢字という身近なテーマだからこそ、日常生活に自然に取り入れやすく、年齢差があっても一緒に楽しめるのがポイントです。
以下で、その魅力を具体的に解説します。
1. 漢字は日常生活で必ず使う知識だから
漢字は、私たちの生活に深く根ざした「生きた知識」です。
新聞の見出し、ゲームのセリフ、テレビの字幕、街の看板——どこを見ても漢字は使われています。
そのため、親子で漢検に取り組むと、日常の中で自然と会話が増えます。
「この漢字、前に練習したね!」「あ、出題範囲にあったやつだ!」といったやりとりが、勉強を“生活の一部”として楽しく続けるきっかけになります。
2. 年齢・学力の違いがあっても一緒に挑戦できるから
漢検は、10級(小学校低学年レベル)から1級(大学・一般上級レベル)まで、12段階の級が用意されています。
そのため、親子でそれぞれのレベルに合った級にチャレンジできるのが魅力です。
たとえば、
- 親は2級(高校卒業程度)に挑戦
- 子どもは6級(小5程度)からスタート
といった形で同じ試験日に一緒に受けることも可能です。
合格証が届いたら並べて飾ったり、記念撮影したりと、“家族の学びの記録”としても楽しめるのが嬉しいポイントです。
3. 目標設定がしやすく、モチベーションが続きやすいから
漢字検定では、各級ごとに明確な出題範囲と難易度が設定されており、「どこまで学習すれば合格できるのか」が分かりやすくなっています。
たとえば、3級なら「中学卒業程度」、準2級なら「高校在学程度」というように、学習の目安がはっきりしているため、目標設定がしやすいのも特長。
また、「合格」というゴールがあることで、子どもも大人もモチベーションを保ちやすく、自然と学習習慣が身につくのも大きなメリットです。
親子で受ける漢字検定の級の選び方


親子で漢字検定に挑戦すると決めたら、次に迷うのが「どの級を受けるべきか?」ということ。
特に親子では年齢や学習レベルに差があるため、自分に合った受検級を選ぶことが合格への第一歩になります。
ここでは、漢字検定の受検級を決めるためのポイントと、漢検公式サイトで実力をチェックする方法を紹介します。
漢字検定の級と学年・レベルの対応表
まずは、学年・レベル別の目安表を確認しましょう。
| 級 | 対象レベル |
|---|---|
| 2級 | 高校卒業・大学・一般程度 |
| 準2級 | 高校在学程度 |
| 3級 | 中学校卒業程度 |
| 4級 | 中学校在学程度 |
| 5級 | 小学校6年生修了程度 |
| 6級 | 小学校5年生修了程度 |
| 7級 | 小学校4年生修了程度 |
| 8級 | 小学校3年生修了程度 |
| 9級 | 小学校2年生修了程度 |
| 10級 | 小学校1年生修了程度 |
子どもは「学年相当の級」からスタートするのが安心
小学生のお子さんには、無理なく取り組める「学年相当の級」からの受検が基本です。
この方法なら、基礎力の定着 → ステップアップがしやすく、継続的な学びにつながります。
| 学年 | 目安の級 |
|---|---|
| 小学1年生 | 10級 |
| 小学2年生 | 9級 |
| 小学3年生 | 8級 |
| 小学4年生 | 7級 |
| 小学5年生 | 6級 |
| 小学6年生 | 5級 |



はじめての検定でも、無理のない範囲から成功体験を積めるのがポイントです。
親は「3級〜2級」にチャレンジしてみよう
保護者の方には、「3級」「準2級」「2級」が特に人気です。
| 学年 | 目安の級 |
|---|---|
| 中学校在学程度 | 級 |
| 中学校卒業程度 | 3級 |
| 高校在学程度 | 準2級 |
| 高校卒業・大学・一般程度 | 2級 |
なかでも2級は実用的な語彙力や読解力の証明になり、履歴書にも記載できるレベルとして社会人にも選ばれています。
久しぶりの勉強でも、身近な語彙や知識の再確認ができるレベルなので、チャレンジしやすいですよ。
迷ったときは、公式サイトの「級チェック」を活用しよう
「自分に合った級がわからない…」という場合は、日本漢字能力検定協会の公式サイトにある「受検級の目安チェック」を活用しましょう。



全10問の簡単な診断テストに答えるだけで、おすすめの受検級がすぐにわかります。
親子で漢字検定を受けるなら「家族受検表彰制度」を活用しよう


漢字検定には、親子や家族で一緒に受けることで特別な表彰がもらえる「家族受検表彰制度」があります。
努力の成果を“家族の記念”として残せる、非常に魅力的な仕組みです。
ここでは、「家族受検表彰制度」の概要と申請方法について詳しく解説します。
「家族受検表彰制度」とは?
「家族受検表彰制度」は、同じ検定回で家族・親族2名以上が合格すると、申請により「家族合格表彰状」がもらえる制度です。
通常の合格証とは別に、全員の名前が記載されたA4サイズの特別な表彰状が届き、親子や家族での努力がしっかり形として残ります。
この制度のおすすめポイントは次のとおりです。
合格の喜びを、表彰状という形で記録に残せます。写真と一緒に飾る家庭も多く、子どもの自信にもつながります。
祖父母や単身赴任中の親など、同居していない親族同士でも申請できます。遠く離れていても、一緒に挑戦した記念になります。
同じ検定回(第1回・第2回・第3回)であれば、受検方法や場所が異なっても申請できます。
申請の条件と方法
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 申請対象 | 家族・親族(同居していなくてもOK) |
| 合格条件 | 1級~10級に合格していること |
| 合格人数 | 2名~6名 |
| 提出方法 | 合格証書に同封の申請用紙に記入し、郵送またはFAXで提出 |
詳しくは、日本漢字能力検定協会公式サイト「家族受検表彰制度」で確認できます。



親子で頑張った成果を記念に残したい方は、ぜひこの制度を活用してみてください。
まとめ|親子の漢字検定チャレンジで学びと絆を深めよう


親子で一緒に漢字検定に挑戦することは、単なる検定勉強ではなく、家族の絆を深め、子どもの学習習慣を育て、親の学び直しにもつながる貴重な時間です。
特に漢字検定は、年齢や学力の違いがあっても同じタイミングで受検できるため、「一緒に目標を持ってがんばる」という経験が、親子にとって大きな財産になります。
ポイントを振り返ると:
- 共通の目標でやる気が続く
- 自然な親子の会話が増え、合格は思い出にもなる
- 子どもは勉強習慣がつき、親も学び直しの機会に
- 「家族受検表彰制度」で、頑張りを記念に残せる
「うちの子、勉強に前向きじゃなくて…」
「一緒に何か挑戦したいけど、きっかけがなくて…」
そんなご家庭にも、親子での漢検受検はおすすめです。
この機会に、ぜひ親子で漢字検定にチャレンジしてみませんか?



漢字検定2級の問題集をご紹介しています。
ぜひチェックしてみてください!





