「とにかく早く漢字検定に合格したい!」
そんな方にとって、受検方法の選びは、重要です。
漢字検定には、いくつかの受検方法があり、それぞれの合否の通知時期などに違いがあります。
この記事では、漢字検定に最短で合格を目指すために知っておきたい3つの受検方法をわかりやすく解説。
特に、早く漢字検定に合格したい方におすすめのCBT試験についても、詳しくご紹介します。
3つの受検方法を比較
漢字検定は、受検方法によって大きく3種類に分かれます。
それぞれの特徴と違いをわかりやすく紹介します。
公開会場で紙の試験
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もっとも一般的な漢字検定の受検方法です。
全国の公開会場で、紙の試験用紙を使って受検します。
実施回数は、年3回(6月・10月・2月)。受検できる級は、1級から10級までです。
申込はインターネットで行い、受験票は郵送で届きます。

公開会場のほかに、学校や塾が独自に開催する「準会場受検」という制度もあります。
CBT試験(テストセンターでパソコンで受検)
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漢字検定を最短で取得したい方におすすめなのが、漢字検定CBT試験です。
全国200か所以上の会場で、パソコンとタブレットを使って受検します。
年3回の検定日にとらわれず、希望の日時を選んで受検できます。
受検できるのは、2級から7級までです。



CBTは「Computer Based Testing」の略で、パソコンを使った受験方法のことです。
オンライン受検(自宅でタブレットで受検)
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最近では、自宅にいながら漢字検定を受けることも可能になりました。
オンライン受検では、タブレット端末と安定したインターネット環境さえあれば、自宅で受検できます。
対象級は、2級から10級まで。
オンライン受検は、毎週日曜日に行われますが、祝日などの除外日がある点には注意が必要です。
申込はオンラインで行い、受検当日は、本人確認や遠隔監視の仕組みが導入されています。



自宅で受けられるのは便利ですが、カメラ付きのタブレットや静かな部屋、安定した通信環境が必要になります。
3つの受験方法を比較すると、以下の表のようになります。
項目 | 公開会場 | CBT試験 | オンライン受検 |
---|---|---|---|
会場 | 全国の公開会場 | 全国のCBT会場 | 自宅 |
試験方法 | 紙の試験用紙に記入 | パソコン・タブレットで解答 | タブレット端末でオンライン解答 |
対象級 | 1級~10級 | 2級~7級 | 2級~10級 |
実施日程 | 年3回 (6月・10月・2月) | 随時選択可 (空き状況による) | 毎週日曜 (除外日あり) |



自分の受検しやすい方法で受検できます。
結果が一番早くわかるのは?
3つの受検方法には、合否結果の通知時期にも違いがあります。



ここでは、結果が手元に届くまでのスピードを比較してみましょう。
公開会場での紙受検は時間がかかる
紙の試験を受けた場合、結果が出るまでに少し時間がかかります。
ウェブでの合否確認は、検定日から約30日後。
その後、検定日から約40日後を目安に、合否通知書や認定証が郵送で届きます。



すぐに結果が欲しい方には不向きかもしれません。
CBT試験は最短で結果が出る
早く漢字検定の結果を知りたいなら、CBT試験がおすすめ。
試験後、検定日から8日目の午前10時から、WEB上で合否結果を確認できます。
さらに、検定結果資料や合格証明書などの資料も、検定日から約10日で届きます。



結果が早くわかれば、次の級に挑戦するか、再受検するかの判断もすぐにできます。
漢検オンラインは中間のスピード
漢検オンラインでの受検結果がわかるのは、検定日から約14日後。
漢字検定のマイページから確認できるようになります。
オンライン受験の場合、合格証の郵送はなく、オンライン上で完結します。



CBTよりは少し時間がかかりますが、公開会場よりはだいぶ早いです。
それぞれの受検方法の検定結果に関する期間は、以下の表のようになります。
項目 | 公開会場 | CBT試験 | オンライン受検 |
---|---|---|---|
WEB合否確認時期 | 約30〜40日後 | 試験後8日目 | 試験後約14日後 |
郵送資料 | 約40日後 | 試験後約10日後 | 郵送なし |
急ぐならCBT試験がおすすめ
早く漢字検定を取りたい方には、CBT試験かオンライン受検のどちらかが、現実的な選択肢です。
ただし、スピードと手軽さを重視するなら、CBT試験がおすすめです。



その理由をオンライン受検と比べながら、わかりやすく解説していきます。
1. 受検日を柔軟に選べる
漢字検定のCBT試験は、会場に空きがあれば、最短4日後に受検可能です。
日程の自由度が高く、思い立ったときにすぐ挑戦できるのが大きな魅力といえるでしょう。
一方、オンライン受検は、毎週日曜日に限定されています。
また、1度に受けられる受検者の数も限定されているため、状況によっては、しばらく待たなければならないケースもあります。



「すぐにでも受けたい」という方には、CBT試験の方がおすすめです。
2. 機材や環境の準備が不要
CBT試験は、予約したあと、受験日に指定された会場で受験すれば終了です。
必要なのは、身分証明書くらいで、特別な準備をする必要はありません。
一方、オンライン受検では、タブレット端末が対応しているかや、動作チェックなど、事前準備に時間がかかりがち。
とくに、初めてオンライン受験する方にとっては、事前準備のハードルが、少し高く感じられるかもしれません。



CBT試験は機材準備が不要で、試験会場に行くだけで安心して受験できます。
3. 結果がとにかく早い
CBT試験では、受検後わずか8日で、WEB上に、結果が公開されます。
オンライン受検だと、結果が確認できるまでに、およそ14日。
スピードを重視するなら、CBT試験が一歩リードしています。
「結果を早く知って、すぐに次の行動に移りたい」という方にとっては、この早さが大きな魅力となります。



仕事や学業で忙しい方にも、計画が立てやすい受検方法といえるでしょう。
まとめ|最短合格を目指すならCBT試験が有力
この記事では、漢字検定の3つの受検方法と、合否結果が出るまでのスピードについて、解説しました。
「とにかく早く漢字検定に合格したい」という方には、CBT試験が、非常に有力な選択肢といえます。
ここで、今回のポイントを振り返っておきましょう。
- 受検方法は「公開会場」「CBT試験」「オンライン受検」の3つ
- 結果が一番早くわかるのは、CBT試験
- CBT試験は、日程を柔軟に選べて、事前準備もほとんど不要
- 忙しい人や、なるべく早く結果を知りたい人におすすめ
最適な受検方法を選ぶことで、漢字検定合格までの時間を短縮できます。
進学や就職などで、漢字検定を早く取得したい方は、CBT試験を利用して、漢字検定にチャレンジしてみてください。





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