「1冊で確実に合格できる問題集が欲しい!」
そんな方におすすめなのが、旺文社の『でる順×分野別 漢検問題集』です。
『でる順×分野別 漢検問題集』は、過去18年分のデータをもとに、出題頻度順×分野別に整理された構成が特長。
圧倒的な問題量と、効率的に学べる工夫が詰まった一冊です。
この記事では、『でる順×分野別 漢検問題集』の基本情報やメリット、向いている人まで徹底解説します。
- 『でる順×分野別 漢検問題集』の価格や問題数などの基本情報
- 『でる順×分野別 漢検問題集』の特徴
- 『でる順×分野別 漢検問題集』のメリット・デメリット
- 『でる順×分野別 漢検問題集』のおすすめな人・合わない人
基本情報
『でる順×分野別 漢検問題集』の価格や構成、問題数など、基本的な情報をご紹介します。
出版社や価格など
- 編者:旺文社
- 発行所: 旺文社
- 価格: 1,155円(税込)
- サイズ: A5判(厚さ約1.5cm・重さ約450g)
- セット内容: 本体、別冊配当漢字表、赤シート


赤シートが小さめなのが、個人的にはGOOD!
小回りが効いて使いやすいです。
構成
『でる順×分野別 漢検問題集 2級』は、以下のように構成されています。
- 巻頭資料(問題集の使い方ガイド/漢検受験ガイド/2級攻略法など)
- 問題
- Aランク:最重要問題
- Bランク:合否を左右する重要問題
- Cランク:実力に差をつける問題
- 予想問題(3回分)
- 別冊付録(2級・準2級配当漢字表/高校で習う読み/部首一覧)



上記のほかに、特典として、予想問題2回分がダウンロードできます。
問題数
『でる順×分野別 漢検問題集』には、練習問題が3,502問、予想問題(5回分)が600問、合計で4,102問が収録されています。
※予想問題には、ダウンロード2回分を含みます
分野ごとの問題数を見る
大問番号 | 出題分野 | Aランク | Bランク | Cランク | 予想問題 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1問 | 読み | 294問 | 210問 | 126問 | 150問 | 780問 |
第2問 | 部首 | 96問 | 96問 | 96問 | 50問 | 338問 |
第3問 | 熟語の構成 | 216問 | 72問 | 108問 | 50問 | 446問 |
第4問 | 四字熟語 | 168問 | 72問 | 72問 | 75問 | 387問 |
第5問 | 対義語・類義語 | 144問 | 96問 | 96問 | 50問 | 386問 |
第6問 | 同音・同訓異字 | 120問 | 80問 | 80問 | 50問 | 330問 |
第7問 | 誤字訂正 | 140問 | 56問 | 56問 | 25問 | 277問 |
第8問 | 漢字と送り仮名 | 126問 | 42問 | 42問 | 25問 | 235問 |
第9問 | 書き取り | 378問 | 294問 | 126問 | 125問 | 923問 |
合計 | 1,682問 | 1,018問 | 802問 | 600問 | 4,102問 |



全体の問題数は、他の対策書と比較して多いです。
問題をたくさんこなしたい方におすすめです。
レイアウト
『でる順×分野別 漢検問題集』は、見開き2ページで1つのセクションとする構成です。
ページ上部に問題、ページ下部には解答が掲載されています。





解答は赤シートで隠せるので、移動中などのスキマ時間にも学習しやすいです。
四字熟語の分野は、解答の下に意味が掲載されているので意味を調べる手間が省けます。


また、熟語の構成の分野は、簡単な解説が添えられているため、理解を深めながら学習を進めることができます。





ちょっとした解説があることで、ぐっと理解が深まり、学習もスムーズに進みます!
別冊の『でる順 用例付き配当漢字表』では、見出し漢字の下に部首や漢字の意味、出題されやすい用例が記載されています。
配当漢字表は、2級の配当漢字に加え、準2級の配当漢字も掲載されています。
準2級の範囲もさらっと復習できるのが嬉しいポイントです!





読みの部分は赤シートで隠せます。
特徴
『でる順×分野別 漢検問題集』には、効率よく得点力を高められる工夫が満載の1冊です。
ここでは、特に注目したい3つの大きな特徴を紹介します。
- 「でる順」×「分野別」で効率的に学習
- 実践的な資料が付属
- 予想問題が5回分も収録
「でる順」×「分野別」で効率的に学習


『でる順×分野別 漢検問題集』を使えば、学習を効率的に進めることが可能です。
過去約18年分の検定試験データをもとに、出題されやすい順番を分析し、学習しやすいように「分野別」に掲載せいているからです。
例えば、「四字熟語」「対義語・類義語」などの出題分野ごとに掲載されているので、分野ごとに集中して対策を進められます。
『でる順×分野別 漢検問題集』を使えば、漢字検定の出題傾向に沿った効率的な学習が可能です。



苦手分野だけを重点的に学習する使い方もおすすめです!
実践的な資料が付属
『でる順×分野別 漢検問題集』には、学習に役立つ資料が別冊として付属しています。
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この別冊には、以下のような資料がまとめられています。
- 2級配当漢字表
- 準2級配当漢字表
- 高校で習う読み
- 部首一覧
特に、配当漢字表では、2級だけでなく、準2球の配当漢字までカバー。
漢字の読み方や部首だけでなく、「狙われやすい出題テーマ」が記載せれた用例がまとめられています。
問題を見てわからなかった漢字を辞書代わりに調べるのはもちろん、検定試験直前の最終チェックにも使える万能な資料です。
\ クリックすると画像が拡大されます/











漢字検定2級では、準2級の範囲の漢字がたくさん出題されるので、まとめて学習できるのがメリットです。
予想問題が5回分も収録
『でる順×分野別 漢検問題集』には、本番と同じ形式の予想問題が合計5回分用意されています。
- 本に掲載 → 3回分
- ダウンロード → 2回分
本に掲載されている3回分の予想問題では、直接書き込みながら問題を解くことができます。


ダウンロードできる予想問題2回分は、『でる順×分野別 漢検問題集』に掲載されているURLからダウンロードすることができます。
\ ダウンロード画面は下記のとおり /
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問題は、本番と同じB4サイズで印刷でできるため、よりリアルな環境で練習が可能です。
このように、『でる順×分野別 漢検問題集』では、本番形式の問題をたっぷり5回分解くことができるので、試験に向けた実践力をしっかり養うことができます。



本番と同じ形式に慣れておくことは、合格への大事なステップです!本番さながらの練習を積んで、自信をつけましょう!
メリット
『でる順×分野別 漢検問題集』の3つの大きなメリットを紹介します。
- 圧倒的な問題数!演習量に不安なし
- スムーズな学習を実現する工夫が満載
- 準2級の復習ができる
圧倒的な問題数!演習量に不安なし
『でる順×分野別 漢検問題集』のメリットの一つ目は、その圧倒的な問題数です。
分野別の練習問題が3,502問、そして本番形式の予想問題(5回分)が600問と、合計で4,102の問題が収録されています。



他の問題集と比べても、圧倒的な問題数です。
(他のは2,000〜2,500問が多い)
豊富な問題量で、「演習量が足りないかも?」といった不安を感じることなく、学習を進められます。
また、分野別の練習問題と予想問題のバランスが良いのも特長です。
分野別で基礎力を、予想問題で実践力を養うことができます。
「圧倒的な演習量」をこなし、自信を持って確実に漢検2級合格を目指したい方に、まさにぴったりの一冊です!



問題数をこなすことで、解答スピードも向上し、余裕を持って本番に挑めます!
スムーズな学習を実現する工夫が満載
『でる順×分野別 漢検問題集』の2つ目のメリットは、解答の確認がスムーズに行える点です。
これにより、学習がテンポよく進みます。
実際のレイアウトを見てみましょう。


見開きページの中で、問題の下にすぐに解答が掲載されています。
このような構成により、問題を解いた後、わざわざページをめくって答えを探す手間が一切ありません。
解答をすぐに確認できるため、集中力を切らさず、サクサクと学習を進められます。



「丸つけの面倒くささ」が解消されるだけで、勉強に取りかかりやすくなります。
準2級の復習ができる
漢字検定2級の試験では、実は準2級で学ぶ漢字もよく出題されます。
そのため、漢字検定2級に合格するには、準2級の漢字もきちんと対策しておくことが大切です。
特に、下記のような方は、準2級の対策をすることが必要です。
- 準2級の合格から時間が経っている
- そもそも準2級を受けていない
『でる順×分野別 漢検問題集』では、準2級の配当漢字をまとめた別冊資料がついているので、わざわざ準2級用の問題集を買い直す必要がありません。
2級の勉強を進めながら、別冊資料で準2級の漢字の復習を進めると、合格へとグッと近づきます。



準2級の分野があやふやだと、意外と点数が伸びないということがよくあります。
デメリット
『でる順×分野別 漢検問題集』は、効率的に学べる優れた問題集ですが、使い方に工夫が必要なポイントもいくつかあります。
- 問題数が多くて時間がかかる
- 意味の解説は少なめ
- 解答が見えてしまう
問題数が多くて時間がかかる
『でる順×分野別 漢検問題集』は、4,000問以上が掲載されており、漢字検定2級の出題範囲を幅広くカバーしています。
これは大きな強みである反面、ボリュームが多いため、1冊すべてをやりきるにはそれなりの時間と根気が必要になります。
学習が比較的長期間になるため、途中でモチベーションを維持するのが難しくなる可能性も考えられます。
計画を立てて毎日少しずつ確実に進めることが、最後までやり遂げるための鍵となります。



時間がない場合は、「Aランクの問題だけやる」など範囲を決めて取り組みましょう!
意味の解説は少なめ
『でる順×分野別 漢検問題集』では、意味の解説が掲載されているのは一部の語句にとどまります。
例えば、「読み」や「書き取り」問題では、下記のとおり、ページ最下部に一部の語句の意味が掲載されています。


このように、一部の問題しか意味が掲載されていないので、意味がわからない語句に出会ったら、自分で辞書やインターネットを使って調べる必要があります。
「自分で意味を調べるのは面倒…」という方は、意味の掲載された問題集の使用がおすすめです。



調べるのは、手間ですが、自分で調べることで確かな知識につながります!
解答が見えてしまう
『でる順×分野別 漢検問題集』では、問題のすぐ下に解答があるので、意図せず答えが目に入ってしまうことがあります。
きちんと答えを隠さずに取り組むと、本当に覚えているかが判断できなくなるリスクがあります。
覚えていると思っても、本番では書けないということも。
付属の赤シートなどを活用し、解答をしっかり隠しながら学習することが大切です。



自分の力だけで解く意識が、実力につながります!
おすすめな人・合わない人
最後に、『でる順×分野別 漢検問題集』がどんな人に向いているか、またどんな人には合わない可能性があるかを整理してご紹介します。
こんな人におすすめ!
以下のような方には、『でる順×分野別 漢検問題集』の活用が特におすすめです。
- とにかく問題をたくさんこなしたい方
-
4,000問以上収録。圧倒的な演習量を確保できます。
- 準2級の範囲も復習したい方
-
別冊資料に準2級の配当漢字も掲載。同時に学習できます。
- 実践的な演習を積みたい方
-
本番を想定したテストが5回分収録。本番さながらの練習が可能です。
- 分野ごとに集中的に学習したい方
-
「でる順」に「分野別」で掲載。苦手分野を重点的に強化できます。
- コツコツ進めるのが得意な方
-
問題数が多いので、毎日の積み重ねで着実に実力を伸ばせます。



『でる順×分野別 漢検問題集』は、確実に合格を狙いたい方にぴったりです。
こんな人には不向きかも…
一方で、以下のような方には、『でる順×分野別 漢検問題集』は使いづらく感じられるかもしれません。
- 短時間で学習を終わらせたい方
-
問題量が多いため、それなりの時間がかかります。
- 語句の意味の解説が欲しい方
-
意味の解説がある問題は一部のみ。自分で調べる必要があります。
- 解答は別冊が良い方
-
問題と解答が同じページに掲載。使いにくいと感じる方もいます。



自分の学習スタイルに合う問題集を選びましょう。


まとめ|『でる順×分野別 漢検問題集』は圧倒的な問題量で合格をつかむ一冊
この記事では、『でる順×分野別 漢検問題集』について詳しく解説しました。
『でる順×分野別 漢検問題集』は、過去18年分の出題データを分析した「でる順」と、「分野別」の構成を組み合わせた問題集です。
さらに、実践的な予想問題が5回分収録されており、本番さながらの演習が可能です。
一方で、語句の意味の解説は一部にとどまる点には注意が必要です。
- 過去の出題データによる「でる順」分析で効率的に学習
- 分野別の構成で弱点対策がしやすい
- 4,000問以上の圧倒的な問題量で実力を養成
「多くの問題をこなし、弱点を克服しながら効率的に得点を伸ばしたい!」
そんなあなたにこそ、『でる順×分野別 漢検問題集』はぴったりの一冊です。
コツコツと積み重ねた努力が、必ず漢字検定2級合格への道を切り開いてくれるでしょう!

