【シリーズで選ぶ】漢字検定2級のおすすめ問題集を解説

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「漢字検定2級に合格するためには、どの問題集を選べばいいの?」と悩んでいませんか?

漢字検定2級の問題集には、様々な出版社から多くの問題集が発売されています。

それぞれの問題集には特徴があり、選び方しだいで、効率や成果が大きく変わってきます。

この記事では、数ある漢字検定の問題集の中から、シリーズで販売されている問題集をご紹介。

また、具体的な問題集の選び方おすすめの学習の順番までわかりやすく解説します。

この記事を読んで、自分にぴったりの1冊を見つけて、漢字検定2級に合格しましょう!

この記事でわかること
  • 問題集をシリーズでそろえるメリットとは?
  • 【漢検協会シリーズ】の特徴とおすすめの組み合わせ
  • 【成美堂シリーズ】の特徴とおすすめの組み合わせ
  • 【増進堂シリー】の特徴とおすすめの組み合わせ
  • おすすめのシリーズをランキングで発表
目次

問題集をシリーズでそろえるメリットとは?

シリーズで漢字検定の問題集をそろえると、学習の効率や効果を高められるメリットがあります。

ここでは、シリーズで問題集をそろえるメリットを具体的に解説します。

迷わず勉強できる

問題集を同じシリーズで揃えると、ページ構成や解説スタイルが統一されています。

これにより迷うことなく学習を継続できます。

違うシリーズの問題集だと「解説はどこ?」「基準点はどこに書かれている?」などと戸惑うこともあります。

ですが、同じシリーズの問題集ならその心配は不要です。

迷いなく学習に集中することで、学習の効率を上げ、短期間での合格へとつながります。

目的別に選べるラインナップが豊富

シリーズの問題集は、様々な構成の問題集でラインナップされています。

例えば…

  • スピード重視なら赤シートで解答を隠せるタイプ
  • 家でじっくり取り組むなら書き込みタイプ
  • 実戦感覚を養いたいなら本試験タイプ

などの選択が可能です。

自分の学習スタイルに合った1冊を選べるのがシリーズでそろえる魅力です。

漢字ドラゴン

電車内、家、学校など、学習する場所によって使い分けるのも◎。

出題範囲を広くカバーできる

問題集をシリーズでそろえると、試験の出題範囲を広くカバーできます。

漢検2級は範囲が広く、読み・書き取り・四字熟語など、出題形式が多岐にわたります。

そのため、問題集一冊だけでは、どうしても問題の偏りが出てしまいます。

その点、「分野別」や「本試験型」などのシリーズの問題集を組み合わせることで、幅広い問題演習が可能。

合格に必要な知識を確実に身につけられます。

漢字ドラゴン

次から、実際のシリーズをおすすめ順に紹介していくよ。

成美堂シリーズ|完成度の高い問題集で実力アップ

成美堂シリーズは、成美堂出版の販売している問題集のシリーズです。

成美堂シリーズは、1冊1冊の完成度が高く、どの問題集を使っても実力を高められるのが特徴です。

また、赤シートや書き込み式など、種類が分かれているので目的に合ったものを選びやすいです。

ランナップ

成美堂シリーズは、以下の4冊があります。

【頻出度順 漢字検定問題集】
出題頻度の順に収録。約4,600問という圧倒的な問題数で、得点力を養う一冊。

【本試験型 試験問題集】
実際の試験と同じ形式の問題を18回分収録。実戦感覚をつかめる一冊。

【書き込み式 漢字検定問題集】
読み・意味・用法をまとめた漢字表つき。書き込み式で基礎問題から実践問題まで掲載。

【ポケット 漢検2級問題集】
コンパクトで持ち運びに便利。通勤・通学中にも学べる一冊。

成美堂シリーズのおすすめの組み合わせ

成美堂シリーズは、それぞれはっきりした特徴を持っている問題集です。

そのため、学習シーンやスタイルで組み合わせることにより効果的に学習が進められます。

ここでは、目的別のおすすめの使い方をご紹介します。

【万全な対策をしたい方】頻出度順 → 本試験型

最もおすすめなのは、頻出度順問題集→本試験型問題集のパターンです。

頻出度順で基礎を固め本試験型で実際の試験に慣れる流れです。

ただし、この組み合わせは、合計問題数が6,000問以上と非常に多いので、時間がかかります。

時間がかかっても万全の対策をしたい方にとっては、おすすめです。

漢字ドラゴン

どちらか1冊やりきるだけでも、合格レベルまで行けます!

【試験まで時間がない方】書き込み式1冊を完璧に

書き込み式問題集は、漢字表がついているので基礎から学びたい人にぴったりです。

漢字表とは、漢字1字1字の読みや意味、用法などがまとめられた表のこと。

前半は、分野別問題、後半は本試験型の模擬問題が掲載されています。

模擬試験は12回分収録されているため、実践感覚を養うには十分な量。

この1冊だけで、基礎から実践まで幅広い対策が可能です。

漢字ドラゴン

ここまでバランスの取れた問題集は珍しいです。

【時間を有効活用したい方】ポケット問題集をプラス

成美堂シリーズは、赤シートに対応していないものが多いです。

スキマ時間を活用したい方には、ハンディサイズの「ポケット問題集」を活用するのもよいでしょう。

漢字ドラゴン

ポケット問題集は必ずしも必要というわけではありません。

増進堂シリーズ|スタイルに合わせて柔軟に選べる

増進堂シリーズは、全4冊。それぞれのスタイルが大きく異なるのが特長です。

分野別、ドリル型、予想模試など、多様なタイプから選べるため、学習スタイルに合わせて使い分けができます。

適切な組み合わせで取り組めば、効率よく合格を目指せます。

ラインナップ

増進堂シリーズは、以下の4冊があります。

【25日で完成!漢字検定2級 完成問題】
分野別の問題を25日に分けて収録。問題数約4,000問で演習量も十分。赤シート対応。

【漢字検定2級トレーニングノート】
書き込み式。分野別問題と実践テスト6回分掲載。基礎から応用までこれ1冊で。

【漢字検定2級 5分間対策ドリル】
1ページ5分でできるドリル型問題集。ページの切り離しが可能。スキマ時間の学習におすすめ。

【漢字検定2級 予想模試】
予想問題を15回分収録。実力チェックや時間感覚をつかむ直前対策におすすめ。

漢字ドラゴン

増進堂シリーズは1冊ごとの方向性がはっきりしているのが特徴です。

増進堂シリーズのおすすめの組み合わせ

増進堂のシリーズは、学習スタイルに合わせた選択ができるのが魅力です。

ここでは、増進堂シリーズのおすすめの組み合わせをご紹介します。

【じっくり取り組むなら】「25日完成問題」→「予想問題」

王道の組み合わせは、「25日完成問題」→「予想問題」です。

25日完成問題は、日ごとに進めやすい構成になっており、無理なく継続できるのが特長です。

問題も約4,000問と十分な量なので、確実に実力を伸ばせる1冊です。

25日完成問題のあとに予想問題に取り組むことで、実力を一気に実戦レベルまで引き上げることができます。

【書き込み式で効率よく学びたい】「トレーニングノート」→「予想模試」

トレーニングノートは、書き込みできるスタイルで、分野ごとに学べるのが特徴です。

書き込み式であることで、間違った問題をすぐに確認でき、復習の効率が上がります。

問題数も約2,000問と、最初の1冊としてちょうど良い量です。

トレーニングノートの後は、予想問題で演習すれば実践感覚を養うことができます。

漢字ドラゴン

赤シートが良い方→25日完成問題
書き込み式が良い方→トレーニングノート
という選び方も◎。

【スキマ時間を活用したい方】「5分間対策ドリル」がおすすめ

5分間対策ドリル

短い時間でサッと学習したい方には、「5分間対策ドリル」が便利です。

朝の支度前や寝る前など、ちょっとした時間に取り組めるので、習慣化しやすいのが大きな魅力です。

学習の合間に小テスト感覚で挟むことで、記憶の定着にも効果的です。

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5分間で手軽にできるドリルはこれだけです!他の問題集との組み合わせがおすすめ!

漢検協会シリーズ|公式ならではの安心感

最初にご紹介するのは、漢字検定を主催する「日本漢字能力検定協会」が発行しているシリーズです。

公式ならではの安心感で、合格に必要な力を基礎から養える問題集です。

ランナップ

漢検協会シリーズの6冊をご紹介します。

【漢字学習 ステップ2級】
読み・意味・用法をまとめた漢字表を掲載。ステップ形式で2級の配当漢字185字を丁寧に学べる一冊。

【分野別問題集】
分野別構成で、苦手分野の対策に最適。

【漢検過去問題集】
過去問13回分を収録。出題形式や実力チェックにぴったり。

漢字ドラゴン

過去問題集は「実物大」のバージョンもあります。

【10日間でできる練習問題】
10日間の段階式の問題集。日ごとにレベルアップしながら重要ポイントを整理。

持ち運びしやすいコンパクトな問題集には、以下の2冊があります。

ハンディ漢字学習
クイックスタディ

漢検協会シリーズのおすすめの組み合わせ

実力に合わせたおすすめの組み合わせをご紹介します。

【基礎から学びたい方】ステップ→ 分野別→過去問

漢字の基礎から学びたい人は、「漢字学習ステップ」からスタートするのが安心です。

漢字ステップは、漢字を1字ずつ丁寧に学べます。

その後、分野別で分野ごとの対策をし、過去問で実践力を身につけましょう。

【基礎はできている方】分野別→過去問

基礎がある方は、いきなり「分野別問題集」からでもOK。

弱点を重点的に対策し、過去問題集の実践演習で仕上げましょう。

苦手分野を克服しながら、最短で合格する力が身につきます。

【仕上げ用】10日間→過去問題集

直前期には、「10日間でできる練習問題」で知識を総ざらい

その後に「過去問題集」で本番形式に慣れるのが効果的です。

漢字ドラゴン

過去問で合格点に届かなかった場合に10日間をプラスするのも良いです。

どのシリーズがオススメ?目的別の最適なシリーズを解説

各シリーズの魅力注意点をおすすめの順に詳しくご紹介します。

おすすめNo.1|成美堂シリーズ

成美堂シリーズは、1冊ごとの完成度が非常に高いのが魅力です。

そのため、1冊だけ取り組んでも十分に合格レベルまで実力を伸ばすことができます。

特におすすめのポイントは、巻末資料が充実していること。

問題だけでなく、資料に目を通すだけでも得点アップにつながる内容です。

ただし、どれもボリュームがあるため、やり切るには時間がかかります。

そのため、試験まで時間がある方や、計画を立ててコツコツ取り組める方におすすめです。

メリット
  • 1冊ごとの完成度が高い
  • 巻末資料が充実
  • 問題演習量が豊富
デメリット
  • 問題数が多く時間がかかる
  • 赤シート非対応

おすすめNo.2|増進堂シリーズ

増進堂シリーズの強みは、1冊ごとの方向性が明確なことです。

赤シート対応や書き込み式、模試形式など、好きなシリーズを選べます。

また、「25日間で合格」や「5分間対策ドリル」など、短期間で取り組める問題集が多く、忙しい方や短期集中型の方に向いています。

自分に合った問題集を選んで、組み合わせて使うのがおすすめの使い方。

「短時間で効率よく進めたい」「一冊終わらせて自信をつけたい」方には、特におすすめしたいシリーズです。

メリット
  • 方向性が明確で選びやすい
  • 短期間で取り組めるものが多い
  • スキマ時間での学習に強い教材あり
デメリット
  • 1冊の問題量は少なめ
  • しっかり対策するには複数の組み合わせが必要

おすすめNo.3|漢検協会シリーズ

漢検協会シリーズの魅力は、豊富な種類で基礎から応用まで対応している点です。

各シリーズの中で一番ラインナップが多いです。

また、基礎は「漢字学習 ステップ」は、応用は「10日間練習問題」など、レベルに合わせて選ぶことができます。

とくに、「漢字学習 ステップ」の漢字表は、漢字の筆順まで掲載されている数少ない問題集です。

ただし、漢検協会シリーズは、実際の漢字検定試験の出題形式と違う形式の問題が多いです。

漢字力をつけるという点ではおすすめですが、試験対策試験対策だけを重点的にやりたいという方は、遠回りに感じるでしょう。

メリット
  • 漢検協会公式出版の信頼性
  • 漢字の基礎をじっくり学べる
  • 実力に合わせて選べるラインナップ
デメリット
  • 検定試験と異なる形式の問題が多い

まとめ|自分に合ったシリーズで合格をつかもう

漢字検定2級の問題集をシリーズごとの特徴やおすすめの組み合わせについて解説しました。

どのシリーズにもそれぞれの強みがあり、学習スタイルや実力に合わせて選ぶのが大切です。

ポイントおさらい
  • 成美堂シリーズは問題数・資料ともに充実。じっくり取り組み、万全の対策をしたい方向き。
  • 増進堂シリーズは問題集ごとの目的が明確。短期集中で、一気に仕上げたい方向き。
  • 漢検協会シリーズは、幅広いラインナップが魅力。実力に合わせて選びたい方向き。

問題集選びは、現在の実力や学習スタイルに合った問題集を選びましょう。

自分に合った問題集選びが、漢字検定2級合格への近道です。

この記事を参考に、自分にぴったりの1冊で漢字検定2級に合格しましょう!

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この記事を書いた人

漢検2級の満点チャレンジ中の漢字ドラゴンです。
このブログでは、漢検2級に合格するための情報を発信しています!
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