『らくらく！漢検2級合格トレーニング』を徹底レビュー！特徴やメリットなどを解説

「短期間で、1冊しっかり終わらせられる問題集を探している」

そんな方におすすめできるのが、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』です。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、書き込み式で使いやすく、別冊解答になっているため丸つけもスムーズ。

さらに、巻頭の頻出語句まとめで導入、巻末の模擬試験で実力チェックができるため、初めての学習でも安心して使える一冊です。

この記事では、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』の基本情報、特徴、メリット・デメリット、おすすめな人まで、徹底的に解説していきます。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』基本情報

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』の価格や構成、問題数など、基本的な情報をご紹介します。

出版社や価格など

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』の出版情報は以下の通りです。

• 編者：資格試験対策研究会
• 発行所： 株式会社　高橋書店
• 価格： 1,100円（税込）
• サイズ： A5判（厚さ約1cm・重さ約260g）
• セット内容： 本体（問題＋模擬試験2回分）、別冊解答、赤シート

構成

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、以下のように構成されています。

• 第1章：頻出語句まとめ
• 第2章：分野別トレーニング
• 第3章：模擬試験（2回分）

問題数

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』には、全2,310問が収録されています。

レイアウト

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、見開きで上下2段構成。

問題文のすぐ下に解答欄が設けられています。

直接書き込めるので、ノートを用意しなくてもすぐに学習を始められます。

また、解答は別冊になっており、丸つけがスムーズです。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』の特徴

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』には、学習に役立つ工夫が数多く詰め込まれています。

特に注目すべき3つの大きな特徴をご紹介します。

頻出語句まとめで導入

第1章には、読み・書き・漢字と送り仮名など、漢字検定2級でよく出る語句250語が掲載されています。

いきなり問題に取り組むのは不安……という方でも、頻出後のまとめから始めることで、スムーズに本編に入れます。

同じ漢字を使う問題をまとめて掲載

第2章以降の問題では、同じ漢字を使う設問がまとまって掲載されています。

同じ漢字を使用する問題を並べて掲載することで、幅広い漢字の使い方のパターンが理解できます。

下記の画像は、読みの問題の例です。

問題番号が赤いラインでつながれており、同じ漢字を使った語句のグループが示されています。

同じ漢字の問題をまとめて掲載することには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』のメリット

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』のメリットは、主に以下の3つです。

55セクションでサクサク進められる

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、全体が分野別に55セクションに分かれています。

たとえば、1日2セクションずつ進めれば、約1ヶ月で1冊を完了。

1つのセクションの問題数もあまり多くないため、継続しやすいです。

1冊を終えることができると、「最後まで終えられた！」という達成感も得られます。

頻出語のまとめで土台づくり

第1章では、読み・書き・送り仮名など、2級で頻出する250語の重要語句をまとめて掲載。

この導入パートがあることで、問題演習に入る前に基礎をしっかり固めることができます。

初学者でも安心してスタートでき、復習用にも使える便利な構成です。

書き込み式＋別冊解答でスピード学習が可能

本書は書き込み式のレイアウトになっており、問題の下にすぐ解答を書ける設計です。

さらに、解答は取り外し可能な別冊なので、答え合わせもスムーズ。

ノートも不要で、テンポよく学習が進められます。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』のデメリット

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は使いやすさと効率性が魅力の1冊ですが、使い方に注意したい点もいくつかあります。

語句の意味解説が少ない

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』では、別冊解答に語句の意味の掲載がほとんどありません。

実際に別冊解答を見てみましょう。

問題の解答のみが掲載されているシンプルな構成です。

漢字検定2級では、漢字を見てもイメージしづらい言葉や抽象的な意味の漢字も語句も多いため、意味がわからない場合は、自分で辞書やインターネットで調べる必要があります。

分野によっては問題数が少なめ

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、全体的にコンパクトな構成なので、分野によっては問題数が少ないです。

特に「誤字訂正」は全30問のみと限られており、苦手意識のある人にとっては少々物足りない印象です。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』を1冊終了し、模擬試験2回分で合格点に届かない場合や、苦手分野がある場合は、補強用の問題集を1冊追加するのがおすすめです。

各セクションに到達度の指標がない

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』には、55のセクションが用意されています。

各セクションに「合格ライン」や「理解度の目安」などが記載されていません。

そのため、学習を進める中で、「自分は今どれくらいの実力がついているのか？」が少しわかりにくいです。

現在の実力の把握は、合格に向けてとても大切なポイント。

過去問題や巻末の模擬試験をうまく活用しながら、定期的に実力をチェックしながら学習を進めましょう。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』がおすすめな人・合わない人

最後に、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』がどんな人に向いているか、またどんな人には合わないかを解説します。

こんな人におすすめ！

以下のような方には、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』が特におすすめです。

こんな人には不向きかも…

一方で、以下のような方には、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』はやや使いづらく感じる可能性があります。

まとめ｜『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は効率重視で学びやすい1冊

この記事では、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』について詳しくご紹介しました。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』は、全55セクションで完結、書き込み式・別冊解答の使いやすさが魅力の実用的な1冊です。

頻出語句をまとめた導入パートや、同じ漢字をまとめて学べる問題形式など、初学者でも取りかかりやすいです。

模擬試験2回分も収録されており、学習の総仕上げや実力チェックにも対応。

『らくらく！漢検2級合格トレーニング』のポイントまとめ

• 全55セクション構成。毎日続けやすい
• 巻頭に頻出250語のまとめつき。導入もスムーズ
• 書き込み式＋別冊解答でテンポよく学べる
• 同じ漢字をまとめて学べる構成で初学者も安心
• 模擬試験つきで、総仕上げ・実力チェックも可能

短期間で効率よく対策を進めたい方には、『らくらく！漢検2級合格トレーニング』がきっと頼れる一冊になります。

ぜひこの問題集を活用して、漢字検定2級の合格をつかみ取りましょう！