「1冊で基礎から合格レベルまで学習できる問題集が知りたい」
そんな方におすすめなのが、『史上最強の漢検マスター2級問題集』です。
過去問を徹底分析し、出題頻度順に掲載、さらに問題カバー率は95%以上を誇ります。
また、多くの問題に語句の意味が明記されており、辞書を引かなくても理解が進む、まさにパーフェクトな問題集です。
この記事では、『史上最強の漢検マスター』の基本情報、特徴やメリット、おすすめな人まで、徹底的に解説します。
- 『史上最強の漢検マスター』の基本情報
- 『史上最強の漢検マスター』の特徴
- 『史上最強の漢検マスター』のメリット・デメリット
- 『史上最強の漢検マスター』がおすすめな人・合わない人
『史上最強の漢検マスター』基本情報
『史上最強の漢検マスター2級問題集』の価格や構成などの基本的な情報をご紹介します。
出版社や価格など
- 著者: オフィス海
- 発行所: ナツメ社
- 価格: 1,100円(税込)
- サイズ: A5判(厚さ約1.5cm・重さ約330g)
- セット内容: 本体、別冊、赤シート

別冊には、「配当漢字表」「高校読み」「部首一覧」「熟字訓・当て字一覧」が掲載。

別冊は、持ち運びしやすく、スキマ時間にも学習できます。
構成
『史上最強の漢検マスター2級問題集』は、次の3つのパートに分かれています。
- Aパート: 重要問題
- Bパート: 頻出問題
- Cパート: 発展問題



学習時間や目標スコアに応じて、取り組む範囲を調整できます。
問題数
『史上最強の漢検マスター2級問題集』には、全3,418問が収録されています。
出題ジャンルごとの問題数を見る
大問番号 | 出題分野 | Aパート | Bパート | Cパート | 模擬試験 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1問 | 読み | 378問 | 336問 | 252問 | 60問 | 1,026問 |
第2問 | 部首 | 48問 | 48問 | 48問 | 20問 | 164問 |
第3問 | 熟語の構成 | 117問 | 78問 | 39問 | 20問 | 254問 |
第4問 | 四字熟語 | 120問 | 96問 | 24問 | 30問 | 270問 |
第5問 | 対義語・類義語 | 144問 | 48問 | 48問 | 20問 | 260問 |
第6問 | 同音・同訓異字 | 120問 | 120問 | 40問 | 20問 | 300問 |
第7問 | 誤字訂正 | 60問 | 30問 | 30問 | 10問 | 130問 |
第8問 | 漢字と送り仮名 | 42問 | 42問 | 42問 | 10問 | 136問 |
第9問 | 書き取り | 402問 | 276問 | 150問 | 50問 | 878問 |
合計 | 1,431問 | 1,074問 | 673問 | 240問 | 3,418問 |



問題数としては、他の参考書より多めです。
レイアウト
『史上最強の漢検マスター』は、見開きで上に問題・下に解答が配置されたレイアウトになっています。


解答は、赤シートで隠せるので、答えを隠して繰り返し演習が可能です。



答えを探す手間がないので、丸つけが楽です。
『史上最強の漢検マスター』の特徴とメリット
『史上最強の漢検マスター』には、効率よく学習できる工夫が数多くあります。
ここでは、特に注目すべき5つの特徴を下記のとおりご紹介します。
- 出る順で効率的に学習できる
- 試験問題のカバー率が95%以上
- 問題の意味が掲載されている
- 出題されやすい形式で覚えられる
- 模擬試験で実践力を養える
一つずつ解説していきます。
出る順で効率的に学習できる
『史上最強の漢検マスター』は、漢字検定試験の出題頻度に応じた「出る順」で構成されています。
具体的には、以下のような3つのパートに分かれています。


A〜Bの出る順に掲載されていることで、重要度の高い問題から効率よく学習できるのが大きなポイントです。
試験問題のカバー率が95%以上
『史上最強の漢検マスター』は、漢字検定2級の試験問題の95%以上をカバーしています。
実際に試験に出る単語や問題を重点的に学習できるので、効率よく合格に近づけます。



漢字検定2級の合格基準は80%なので、95%以上をカバーしているのは、非常に心強く、安心して学習を進められます。
問題の意味が掲載されている
『史上最強の漢検マスター』は、多くの問題に語句の「意味」が掲載されています。
これによって、意味を自分て調べる手間が省けるので、スピーディーに学習が可能です。
例えば、読みの問題では、以下のように意味が掲載されています。





解答の横で、すぐチェックできるのが嬉しい!
- 読み
- 熟語の構成
- 四字熟語
- 同音異字
- 書き取り
- 対義語・類義語
- 誤字訂正
- 送り仮名
出題されやすい形式で覚えられる
『史上最強の漢検マスター』は、漢字を最もよく出題される形式で掲載しています。
例えば、「送りがな」問題の「忍ぶ」という語句は、過去17回のうち12回は「シノバセル(忍ばせる)」という形で出題されています。
引用元:『史上最強の漢検マスター2級問題集』より
『史上最強の漢検マスター』では、実際の検定に最もよく出る形式で掲載されているため、本番での取りこぼしを防げます。



漢字を覚えていても、出題形式が違うと解けないということはよくあります。
模擬試験で実践力を養える
『史上最強の漢検マスター』の巻末には、本番と同じ形式・レベルの模擬試験が2回分収録されています。


A〜Cの分野別の学習を終えた後に、模擬試験を行うことで、実力の最終チェックや本番の出題形式の確認ができます。



本番と同様に、時間を測って解くのがおすすめです!
『史上最強の漢検マスター』のデメリット
『史上最強の漢検マスター』は、非常に優れた問題集ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
問題数が多くモチベーションが続かない
『史上最強の漢検マスター』は高い問題カバー率が魅力ですが、その分ボリュームも多めです。
毎日少しずつ進める根気が必要で、途中でモチベーションが続かなくなるといった可能性もあります。



モチベーションを維持するためには、学習途中で模擬試験や過去問を解いてみるのが◎。今の実力がわかればやる気も続きます!
解答が見えてしまうことも
『史上最強の漢検マスター』は、見開きで問題と答えが一緒に載っているレイアウト。
丸つけの際は非常に便利ですが、答えが目に入りやすいため、しっかり解答を隠して使わないと学習のが薄れてしまいます。
学習の際は、きちんと付属の赤シートで隠して学習するのがおすすめです。



赤シートがずれてしまうときは、クリップなどで固定して解いてみよう!



デメリットもいくつかありますが、それを踏まえて使えば、やはり「これ1冊で合格が目指せる」優秀な問題集であることに変わりはありません!
おすすめな人・合わない人
最後に、『史上最強の漢検マスター』がおすすめな人・合わない人をご紹介します。
こんな人におすすめ!
以下のような方には、『史上最強の漢検マスター』が特におすすめです。
- 1冊で漢字検定2級に合格したい人
-
約3,500問を収録。問題カバー率95%超。1冊で合格レベルまで対策可能。
- 意味と一緒に覚えたい人
-
ほとんどの問題で語句の意味が掲載。漢字+語彙力を効率的に伸ばせます。
- 学習時間が限られている人
-
赤シートで通勤・通学中にも学習可能。スキマ時間の活用にぴったり。
こんな人には不向きかも…
一方で、以下のような方には、やや使いづらいと感じることがあるかもしれません。
- サクッと短期間で仕上げたい人
-
問題数が多く、短期集中型の人には重く感じるかもしれません。
- 模試中心で実戦演習をたくさんしたい人
-
→ 模擬試験は2回分のみ。演習量を増やしたい方は、過去問題集との併用がおすすめ。



漢字検定2級対策としての完成度は非常に高く、うまく活用すればこれ1冊で合格できる非常に優れた本です!
まとめ|『史上最強の漢検マスター』は1冊で合格に近づける良書
この記事では、『史上最強の漢検マスター2級問題集』について詳しく解説しました。
本書は、出題頻度に基づいた効率的な構成と、95%以上という高い問題カバー率により、漢検2級合格を目指す人にとって非常に心強い一冊です。
語句の意味まで掲載されているため、理解を深めながら学習でき、辞書を引く手間も省けます。
さらに、赤シート対応や模擬試験など、合格に必要な要素が詰まっています。
『史上最強の漢検マスター2級問題集』のポイントを改めて整理します。
『史上最強の漢検マスター』のポイントまとめ
- 出る順に掲載。重要な問題から効率よく学べる
- 問題カバー率95%以上
- 語句の意味つき。理解しながら学習で記憶に残りやすい
- 赤シート対応・別冊つきでスキマ時間の学習にも便利
- 模擬試験2回分つきで実力確認や試験対策も万全
「漢字検定2級に1冊で合格を目指したい」という方には、まさにピッタリの教材です。
ぜひ『史上最強の漢検マスター2級問題集』を活用して、漢字検定2級の合格をつかみましょう!



漢字検定2級の問題集をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!