漢字検定のCBT試験、「当日はどんな流れなんだろう?」と不安に感じていませんか?
この記事では、漢字検定CBT試験を初めて受検する方に向けて、当日の流れをわかりやすく丁寧に解説します。
あわせて、最低限必要な持ち物リストも紹介。
準備に自信がない方でも、安心して、漢字検定CBT試験本番に臨めますよ。
受付から入室まで
漢字検定CBT試験の受付や注意事項の説明など、試験室に入室するまでの流れを解説します。
受付〜荷物を預ける
漢字検定CBT試験の会場には、試験開始の30分前から5分前までに到着するしなければなりません。
早く着いても入室はできないため、時間を調整して向かいましょう。
会場に到着したら、まず、受付で氏名を伝えます。
その際、本人確認のために身分証明書の提示が求めらるので、事前に準備しておきましょう。
受付が完了すると、ロッカーの鍵と、試験の注意事項が書かれた紙が手渡されます。

CBT試験の大切なルールが記載されているので、必ず目を通しておきましょう。
注意事項のうち、以下の項目は、特に大切です。
- トイレなどの途中退室不可(その時点で試験終了)
- 筆記具は持ち込み不可
- 腕時計は持ち込み不可
- 開始後30分経過で退出OK



試験時間は、パソコンに表示されるので、腕時計がなくても安心です!
事前説明
漢字検定のCBT試験では、試験室への案内が開始されるのは、試験開始の5分前からです。
それまでは、受付で受け取った注意事項を読みながら、静かに待機します。



待機中に、荷物はロッカーへ預けておきましょう。
5分前になると、スタッフから事前案内が始まります。
内容は、おおむね以下のとおりです。
- 席についたらIDとパスワードを入力
- はじめに操作説明が10分間行われる
- 続いて練習問題に10分間取り組む
- 本試験は60分間で実施される
- 試験終了後は必ず「出席証明書」を印刷してからログアウト
- 不明点があるときは、呼び出しボタンでスタッフを呼ぶことができる



焦らずに受検できるよう、ここでの説明は、しっかり聞いておきましょう。
入室〜ログイン
スタッフからの説明が終わると、いよいよ、試験室へ入室します。
入室時には、スタッフからログインIDとパスワードが記載された紙を受け取ります。
そして、指定された番号のパソコンの席に着席します。



持ち込めるのは、ログインパスワードの紙とロッカーの鍵のみです。
席に着いたら、画面の案内に従い、ログインIDとパスワードを入力。



席には、ヘッドホンが設置されている場合があります。周囲の音が気になる方は、装着しておきましょう。
操作確認と操作練習
試験前に行われる操作説明と操作練習の流れを紹介します。
不安を解消し、安心して本試験に臨むための重要なステップです。
動画での操作説明
IDとパスワードの入力が終わると、操作説明用の動画が約10分間再生されます。
この動画では、パソコン画面やタブレットの基本的な使い方について、わかりやすく説明されています。
説明動画は、自由に巻き戻しができるため、見逃した部分があっても安心です。
タッチペンの使い方や、画面の切り替え方法なども丁寧に説明されるので、この段階でしっかり確認しておきましょう。



この段階で、タブレットやマウス、キーボードの位置を使いやすいように調整しておくのがおすすめです!
練習問題で操作を確認
操作説明が終わると、練習問題に取り組む時間が設けられます。
練習問題は、自分のタイミングで開始・終了できるため、焦らず、落ち着いて行いましょう。
練習の際には、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 問題画面の操作方法は理解できているか
- タブレットが正しく反応するか
- 見直し機能の使い方は理解できているか
この段階で、不具合や気になる点があれば、すぐにスタッフを呼んで、対応してもらいましょう。



練習問題には、受検する級以外の問題も含まれています。
見慣れない問題が出てきても、焦らず落ち着いて取り組んでください。
試験本番
練習問題が終わると、いよいよ、試験本番です。
「本番試験を解く」というボタンをクリックすると、試験画面に切り替わります。
ここから、制限時間のカウントがスタートします。
なお、漢字検定CBT試験の操作方法や分野別の解き方は、下記の記事で詳しく紹介しています。
気になる方は、そちらもチェック!



本番は緊張しますが、練習で確認した操作を思い出して、落ち着いて進めていきましょう。
試験終了後の流れ
CBT試験では、自分で「試験終了」ボタンをクリックするか、制限時間の60分が経過すると自動的に試験が終了します。
ここでは、試験終了後の流れについて解説します。
受験証明書を印刷してログアウト
試験が終了すると、画面上に「受験証明書の印刷」ボタンが表示されるので、忘れずにクリックしましょう。
その後、画面の案内に従い、ログアウトを押し、静かに試験室を退出します。



周囲では試験を受けている人がいるので、静かに退室しましょう。
証明書の受け取り〜荷物回収
試験室を出たあとは、受付で、印刷された受験証明書を受け取ります。
受検証明書は、合否結果を確認するためのURLも記載されています。
大切な書類なので、必ず持ち帰り、合格発表まで保管してください。
その後、ロッカーに預けていた荷物を回収し、鍵を返却しましょう。



これで、漢字検定のCBT試験のすべての手続きが完了です。
CBT試験当日の持ち物
ここでは、漢字検定のCBT試験に必要や持ち物を確認します。
安心して受検できるよう、今からチェックしておきましょう!
持参が必要なもの
- 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)



身分証明書がないと受検できませんので、必ず用意しましょう!
持っておくと安心なもの
- 問題集やまとめノート



直前まで見返して、追加点をもぎ取りましょう!
不要なもの
- 筆記用具(CBT試験では使用できません)
- 受検票やマイページのID・パスワードの控え



CBT試験では、受検は届きません。
試験結果はいつわかる?
CBT試験では、検定日の8日後の午前10時から、合否結果を確認できます。



試験後にもらう出席証明書に書かれたURLから確認できます。
さらに、検定結果は、試験日から約10日後を目安に、普通郵便で登録住所へ発送されます。



公開会場の場合は、結果資料送付まで40日前後かかるので、CBT試験は、早く結果を知りたい方におすすめです。
まとめ|流れを把握して安心して受検を!
この記事では、漢字検定CBT試験の当日の流れについて、詳しく解説しました。
CBT試験は、全国の受験センターで好きな日時に受検できる便利な方式。
また、合否もスピーディーにわかるのが大きな魅力です。
初めての方でも、流れを事前に知っておけば、当日も落ち着いて、試験に臨むことができます。
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 受付は30分前から5分前まで
- 身分証明書が必須
- 丁寧な操作説明や練習問題があり安心
- 試験終了後は、出席証明書を印刷
- 合否は8日後に漢検公式サイトで確認可能
漢字検定CBT試験は、忙しい中でも漢字検定に合格したい方にぴったりの受検スタイルです。
この記事を参考に、ぜひCBT試験にチャレンジしてください!



漢字検定2級の問題集をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!