『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル 』を徹底レビュー!特徴やメリットなどを解説

「短期間でサクッと対策できる一冊がほしい!」

そんな方におすすめなのが、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』です。

この問題集は、1時間目から5時間目までに分かれた構成で、目標点数に応じて取り組む範囲を選べるのが特長。

さらに、巻頭の弱点発見テストや、実戦形式の模擬テストも収録されており、効率よく・確実に実力を伸ばせる工夫が満載です。

この記事では、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の基本情報からメリット・デメリット、向いている人のタイプまで、わかりやすく徹底解説します!

この記事でわかること
  • 『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の価格や問題数などの基本情報
  • 『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の特徴
  • 『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』のメリット・デメリット
  • 『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』のおすすめな人・合わない人
目次

基本情報

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の価格や構成、問題数など、基本的な情報をご紹介します。

出版社や価格など

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の出版情報は以下の通りです。

  • 著者:岡野秀夫
  • 発行所: 高橋書店
  • 価格 1,045円(税込) ※2025年4月現在
  • サイズ: A5判(厚さ約1cm・重さ約280g)
  • セット内容 本体、赤シート

構成

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』は、以下のように構成されています。

  • 弱点発見テスト(1回分)
  • 弱点発見シート
  • 1時間目:必ず押さえたい基本問題
  • 2時間目:135点を目指すレベル
  • 3時間目:150点を目指すレベル
  • 4時間目:165点を目指すレベル
  • 5時間目:総仕上げ模擬テスト
  • 補習授業①:ダメ押し問題
  • 補習授業②:新出配当漢字表
漢字ドラゴン

目標点数ごとにわかれた構成がわかりやすいです!

問題数

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル 』には、全2,347問(弱点発見テスト・模擬テスト・資料の部分を除く)が収録されています。

出題ジャンルごとの問題数は、以下のとおりです。

大問の番号出題ジャンル1時間目2時間目3時間目4時間目補習授業①
第1問読み128問128問96問96問56問504問
第2問部首44問44問44問114問246問
第3問熟語の構成28問56問28問56問48問216問
第4問四字熟語27問54問27問27問102問237問
第5問対義語・類義語64問64問64問64問20問276問
第6問同音・同訓異字36問36問36問36問144問
第7問誤字訂正16問16問16問32問80問
第8問漢字と送り仮名32問32問32問24問120問
第9問書き取り108問108問144問108問56問524問
合計なし483問494問487問463問420問2,347問
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問題数は、他の対策書と同程度です。

レイアウト

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル 』は、見開き2ページで1つのセクション構成で、ページの左側に解答が書かれています。

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解答は部分は、赤シート対応なので、スキマ時間にサッと確認するのにも便利です。

また、左側の解答部分を隠して使用したい方は、点線で解答部分を折って使用することもできます。

「補習授業①:ダメ押し問題」は、解答がページの下にある構成。こちらも赤シート対応で、素早く確認できます。

「補習授業②:新出配当漢字表」では、配当漢字を部首ごとにまとめて掲載。

文字の横には、1〜2つの書き取り問題も掲載されているので、部首を調べるついでに、知識の吸収も。

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試験直前にまとめてチェックする使い方もおすすめです。

特徴とメリット

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の3つの大きな特徴とメリットを紹介します。

弱点発見テストで、効率的な学習スタートができる

本書の大きな特長のひとつが、巻頭に掲載されている弱点発見テストです。

これは、実際の検定と同じ形式で出題されており、自分の現在地をしっかり確認するのにぴったり。

テストを解いたあとは、「弱点発見シート」にジャンルごとの得点を書き込み、基準点との差をチェックすることで、どの分野を優先的に学習すべきかが一目でわかる仕組みになっています。

各章の見出しにはチェック欄もあり、自分の優先順位に応じて印をつけながら進めることで、効率よく弱点克服が目指せます。

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苦手なところから集中的に対策すれば、少ない時間でも得点アップにつながりますよ!
まずは「弱点を知る」ことが、合格への第一歩です。

学習のペースがつかみやすい「1〜5時間目」の時間割形式

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』は、1時間目から5時間目までの時間割形式で構成されています。

各時間には、「読み」「部首」「四字熟語」など、漢字検定2級でよく出題されるジャンルがバランスよく盛り込まれており、1時間単位で無理なく進められるのが魅力です。

また、各セクションに「基礎レベル」や「165点を目指す」などの「目標点数」が明記されているので、自分の現在の実力やスケジュールに合わせて、「今日はここまで!」と計画的に進めやすくなっています。

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「今日は3時間目までやるぞ!」と決めておけば、ゴールが見えるからモチベーションも続きやすいですよ!
ちょっとずつでも毎日続けることが、合格への近道です。

解答がすぐ見られる&赤シート対応でテンポよく学べる

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』は、見開きの左ページに解答が掲載されている構成になっており、スムーズな答え合わせが可能です。

さらに、付属の赤シートを使えば、解答を隠しながら演習できるため、復習やスキマ時間の学習にもぴったり

また、ページには折り目用の点線も付いており、解答部分をサッと隠せる工夫がされています。

こうしたレイアウトのおかげで、場所や時間を選ばず、テンポよく学習を進めることができます。

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「赤シート × 折って使える解答ページ」は、勉強をラクに続けるための黄金コンビ!
通勤・通学中でもサッと開いて、短時間で力をつけられるのが嬉しいですね。

デメリット

『25日間で合格!漢字検定2級完成問題』は、効率的に学べる優れた問題集ですが、使い方に工夫が必要なポイントもいくつかあります。

実際に「5時間で合格」できる人はごくわずかかも?

タイトルにある「5時間で合格」という言葉は非常に魅力的ですが、実際に5時間でこの問題集をすべて解き終えるのは簡単ではありません

本書は「1時間目」から「5時間目」まで、各セクションに分かれて構成されており、それぞれに目標時間が設定されています。

ただし、この目標時間はかなりタイトで、少しでも解答に迷うと時間オーバーになる設定です。

たとえば実際の問題量を見てみると──

  • 1時間あたりの問題数:約450問
  • 漢字検定2級の本番試験で出題される問題数:約120問/60分

比べてみると、本書の演習ペースがいかにハードかがよくわかります。

つまり「5時間で合格」とは、あくまで“解くだけ”の目安時間

語句の意味確認や、復習・見直しまで含めると、実際の学習にはもう少し時間が必要になると考えておくと安心です。

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目標時間は確かにシビア。でも、この時間内で解こうと意識することで、解答スピードと集中力がぐんと鍛えられます!

意味の解説が少なめ

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』では、左側の解答の下に一部語句の意味が掲載されています。

ただし、意味が掲載されているのは一部に限られており、すべての語句に解説があるわけではありません。

そのため、「この言葉はどういう意味だろう?」と感じたときは、辞書やインターネットなどを使って自分で調べる姿勢が必要になります。

こうした「自分で調べる」習慣を身につけることで、知識が深まり、実際の検定でも応用力が高まっていきます。

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意味を自分で調べるクセをつけると、記憶にも残りやすくなりますよ!
スペースを活用して意味を書き込み、自分だけのオリジナル対策書に育てていきましょう!

四字熟語のパートがやや難しめ

この問題集では、四字熟語の問題が4文字のうち2文字が空欄となっており、残りの2文字から補って完成させる形式になっています。

そのため、四字熟語をほぼ完璧に覚えていて、残り2文字を見るだけで答えがひらめくレベルでないと解けないのが難点です。

実際の漢字検定では、読み方の選択肢が提示され、その中から書き取りを行う形式のため、この問題集の方式はやや難易度が高めと言えるでしょう。

とはいえ、この形式でスラスラ解けるようになれば、本番でもかなり有利になります!

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本書の四字熟語パートには、各語の意味がしっかり書かれています
まずは「意味」をしっかりインプットしてから、問題にチャレンジするのが効果的!

おすすめな人・合わない人

最後に、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』がどんな人に向いているか、またどんな人には合わない可能性があるかを整理してご紹介します。

こんな人におすすめ!

以下のような方には、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』の活用が特におすすめです。

短い時間で集中して学習を進めたい方

1時間目〜5時間目に分かれた構成と目標時間が設定されており、短時間でも集中して取り組める設計です。

赤シートでサッと学習したい方

赤シート対応の見開き構成で、ちょっとした時間にも手軽に復習できます。

自分の弱点を把握してから効率よく勉強したい方

巻頭の「弱点発見テスト」と「分析シート」で、優先すべき分野が一目でわかります。

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「勉強時間が限られているけど、確実に合格を狙いたい!」という方には、心強い味方になりますよ

こんな人には不向きかも…

一方で、以下のような方には、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』がやや使いづらく感じられるかもしれません。

とにかく、たくさんの問題をこなして演習量を増やしたい方

問題数はややコンパクトなので、他の問題集と併用すると効果的です。

語句の意味や背景まで丁寧に学びたい方

意味の解説は最小限なので、調べるのが面倒な方には不向きかもしれません。

本番と同じ形式で実践的な演習を積みたい方

本書は本番形式の試験は2回分とやや少なめです。実戦対策には別の模試集との併用がおすすめです。

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「自分に合う問題集ってどれ?」と迷ったら、どんなスタイルで学びたいかを基準に考えてみましょう。目的や学習時間に合った参考書選びが、合格への近道になりますよ!

まとめ|『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』は短期集中型に最適な1冊

この記事では、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』について、その特徴やメリット・デメリット、おすすめな人まで詳しく解説しました。

『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』は、限られた時間でも合格を目指したい方にぴったりの短期集中型ドリルです。

1時間目から5時間目までに分かれた時間割形式、弱点発見テストや赤シート対応など、学習効率を最大化するための工夫がたくさん詰まっています。

一方で、問題数はややコンパクトで、語句の意味の解説も最小限となっているため、自分で調べて理解を深める意識が求められる問題集でもあります。

それでも、「集中して一気に仕上げたい」「短時間で効率よく対策したい」という方にとっては、非常に心強い1冊となるでしょう。

『25日間で合格!漢字検定2級完成問題』のポイントまとめ
  • 1〜5時間目に分かれた構成で、計画的に学習できる
  • 弱点発見テスト付きで、効率的な対策が可能
  • 赤シート対応で、スキマ時間にも学習しやすい
  • 四字熟語はやや難しめ
  • 解説は最小限なので、調べながら学ぶ姿勢が大切

「短時間で集中して合格を目指したい!」

そんなあなたにこそ、『5時間で合格!漢検2級[超頻出]ドリル』はおすすめです。

うまく活用して、合格への最短ルートを駆け抜けましょう!

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この記事を書いた人

漢検2級の満点チャレンジ中の漢字ドラゴンです。
このブログでは、漢検2級の合格するための情報を発信しています!
将来の夢は、漢検2級の参考書を出版すること。好きな四字熟語は、「勇往邁進」
一緒に漢字検定2級に合格しましょう!

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